井月に因んだ食べ物

落栗の座を定めるや窪溜り  井月

happy01「井月さん」(栗饅頭)

       伊那市 菊香堂本店(℡0265-72-2751)

よき酒のある噂なり冬の梅  井月

happy01「井月紀行」 (酒)

    伊那市 マサトウ酒店 (℡0265-72-2521)

薬喰した夜は聴ず松の声  井月

happy01「井月丼」 (猪肉料理)

    駒ヶ根市 水車 (℡0265-83-3635)

    駒ヶ根市 いわたや (℡0265-82-3115)

happy01「井月そば」 (猪肉だれ)

   駒ヶ根市 水車 (℡0265-83-3635)

   駒ヶ根市 福玄 (℡0265-81-6587)

伊那地方では,井月さんを偲び,また井月の俳句に思いを馳せながら,さまざまな郷土の特徴を生かしたお菓子やお酒や料理が準備されています。伊那に立ち寄られた旅の皆様もぜひ,一度は舌鼓をうってみて下さい。

(上伊那郷土研究会発行「伊那路」2009年4月号『井月顕彰会掲示板』参照)

| | コメント (0)

「伊那路」に「井月顕彰会掲示板」

2009年3月号上伊那郷土研究会発行の「伊那路」裏表紙に「井月顕彰会掲示板」が登場しました。その掲示をご紹介します。

・伊那ケーブルテレビジョン放映

「風のうたびと」 春日愚良子先生解説/安部裕吉氏 朗読/放映時間 毎日のニュースの後

「井月走る北へ東へ」 河野恆氏作品/放映日時 3月13日・20日・27日 22時15分~ 3月15日22日29日18時45分~/3月16日・23日・30日 7時15分~

・長野日報伊那版 火・土掲載「井月の筆蹟」矢島井聲先生解説

・駒ヶ根文芸セミナー・赤穂公民館主催 「四徳と井月句碑めぐりツアー」4月22日(水)

| | コメント (0)

漂泊の俳人井上井月展in葛飾 開催の様子

1月11日(日)12日(祝)の両日,「井月展」が葛飾区青戸のギャラリーVIZAN(かとうデンタル待合室)で開催されました。大勢の井月ファンの方々,またはじめて知ったという方も,井月の素晴らしい遺墨に感嘆し,また井月の生き方や,井月を受け入れてくれた伊那の風土についても語り合いました。Dsc04051 お客さんの中には,ビデオを持参,会場の様子はもちろんのこと,インタピュー形式で撮影されていました。

今回,「井月展」は都内では初めてですが,反響の大きさに驚きました。井月を知る人は,確実に増えているようです。

| | コメント (0)

漂泊の俳人井上井月展が新年,東京葛飾に!

いよいよ井上井月の展覧会が,東京葛飾にやってきます。先月は,11月20日から28日まで,長野市善光寺の『かんてんぱぱショップばてぃお大門店』にて,『井上井月展』が開催されました。この展覧会は,伊那以外で開催された初の展覧会。今度は,都内初の展覧会です。10021

漂泊の俳人井上井月展

2009年1月11日(日)~12日(祝)

13時~18時

東京都葛飾区青戸3-37-6-2F

ギャラリーVIZAN(かとうデンタル待合室)

京成青砥駅北口徒歩1分

主催 井上井月顕彰会

鬢髭も染めたき夜なり年わすれ 井月

井月遺墨約20点が展示されます。

都内及び近郊の方,ぜひご期待下さい。

| | コメント (0)

『井月の魅力』竹入弘元著 出版

インターネットで,長野日報を見ていて,竹入弘元先生(井月顕彰会副会長)が,長野日報に1999年に連載した「井月の俳句鑑賞」を『井月の魅力-その俳句鑑賞-』として出版されたことを知りました。序文は俳優で俳人の小倉一郎さんとのことです。定価1300円。井月の魅力について「物欲や名誉を捨てて生きる思想が魅力的。教養もあり,民衆の生活からにじみ出る作品が多い。井月にとって俳句は命をかけた仕事だった」と話されておられます。

その『井上井月展』が11月20日(木)から28日(金)〔休館日26日〕まで,長野市の『かんてんぱぱショップばてぃお大門店』で開催中。北信で発見された井月の作品も展示されているようです。

慌ただしい現代社会に於いて,井月の魅力をより知りたい今日この頃です。

| | コメント (0)

長野県上水内郡中条村で,幕末の俳諧一枚摺発見!

11月8日付けの信濃毎日新聞が,中条村の和田さんから送られてきました。頁を繰っていくと,なんと上伊那ゆかりの俳人井上井月を描く 一枚摺 中条村で発見」と大きな見出しが出ているではありませんか。

伊那地方ではすでに有名な井月ですが,中条村での井月発見が新たな井月ブームを起こしそうです。新聞によると,中条村の本道 元(もとし)さんの曾祖父佐市さんの遺品の中にあったものだそうで,制作は慶応元年(1865)のものと見られ,井月をはじめ,15人の句が書かれており,なお興味深いことに,上田藩士の絵師木村培樵(ばいしょう)による井月像も描かれているという貴重な史料です。

井月の句は,

数の子や土器(かわらけ)したむ山折敷(やまおしき) 井月

これは「井月全集」116頁に発表されている句ですが,長野周辺の俳人との交流も興味深く,今月20日から28日まで,長野市大門町の「かんてんぱぱショップぱてぃお大門店」で開催される「井上井月展」で公開されるそうですので,ぜひ鑑賞したいと思います。

| | コメント (10)

『中条・井月研究会』の発足

『やまんばかわら版』(第24号・発行2008年3月29日)によると,2月16日8名の方が集まって,『中条・井月研究会』(事務局和田千脩氏)の準備会が開催され,4月に研究会が発足したそうです。このかわら版(発行者中条村診療所長大成憲二氏)は,上水内郡中条村の村おこしの一環として,様々な村の取り組みを紹介している手作り情報誌で,和田氏は,井月の情報を紙面で呼びかけておられ,また貴重な井月新情報を当『井月研究会東京』にお寄せ頂きました。

和田氏が昨年(平成19年)9月半ば,残暑の蒸し暑いころ,中条村下長井の部落を訪ね,ネギ畑で野良仕事をしていた人に道を尋ねた時,「この村に明治時代,俳諧師の井月なる男が現れた話をご存じか?」と訊くと,「うちに井月の短冊があるよ」と即座に言われたそうです。後日その方の家に行き,短冊を確認すると,

 貸す筈の提灯出来て花の宿  井月

 暑き日や寝た人だけはなき枕  井月

他に『井月全集』(下島勲・高津才次郎共著)の高津才次郎(雅号季俊)の短歌,

 井月の筆の跡見つついやはての事など思ひまぶた熱くなりぬ  季俊

を発見,また下長井の部落に近い松ノ木でも短冊で,

 祝 竹の子や一本で足る男ぶり 井月

を発見されたそうです。

これらの井月の句は,昭和初期,伊那に住んでいた高津才次郎が,上水内郡地方を行脚して発見し,『井月全集』(昭和5年刊)に掲載しました。

今回,発見の高津才次郎の短歌からは,井月への思い入れと井月句発見時の感動がひしひしと感じられてきます。併せて,井月句,高津才次郎短歌を見つけた和田氏の感動も重なり,今後の『中条村・井月研究会』の活躍が期待されます。

| | コメント (0)

柴又帝釈天 散策

帝釈天参道は,三々五々お参りにやってきた人,お参りを終えて帰る人が行き交っています。ゆったりとした風の中,帝釈天題経寺の前に構えた松は,見事なうねりを帯びて左右に長く枝を伸ばしています。

  秋風を渡る人影松の影  井魚

 境内の周囲の壁には彫刻が嵌められています。その彫刻ギャラリーを見学しました。Dsc01455_2 チケットの説明文には「総欅造りの帝釈堂は昭和4年に完成」し,「外壁の木彫りは法華経説話より取材し,当時の名人により彫られ,重要文化財的価値がある」というほど見応えのある彫刻作品です。近くには矢切の渡しがあり,寅さんこと渥美清は,

  小春日や柴又までの渡し舟  風天

 しかし私たちは,踵を返して元来た参道へ。そして一行は,女性名人の蕎麦を打つ音を聞きながら,鶯庵「やぶ忠」の2階へ。思い思いの蕎麦に楽しく舌づつみを打っていると,天上では風天の寅さんが,

  蕎麦あっけなく食って扇風機  風天

 と詠めば,井月は,

  そば畑の機嫌見舞ふや九月尽  井月

 と詠み返す。この時期,伊那の蕎麦刈りはこれから。平成11年9月18日井月の墓参に行ったとき,近くの畑では蕎麦の花が満開でした。風天の「あっけなく」に共感しつつ,井月の「そば畑の機嫌」あっぱれな・・・。

 さて,柴又のお土産といえば草団子。団子片手に散策は終了と相なりました。

| | コメント (0)

風天の寅 渥美清と井月の俳句

 懇親会を終えて,初秋とはいえ残暑の中,一行は京成電車にて柴又の帝釈天へ散策に向かいました。途中高砂駅で乗り換える金町線には,寅さん電車が。柴又は映画『男はつらいよ』で全国的に有名になりましたが,寅さんこと渥美清が亡くなって今年は十三回忌。電車の車体には,寅さんの写真が大きく貼られていました。

 柴又の駅を出ると,寅さんの記念像が鞄を下げて立っています。Dsc01451

 渥美清は何と生前に俳句を詠んでいたことが判明し,今年7月『風天 渥美清のうた』(森英介著・大空出版)が出版され,218句が紹介されました。俳号は寅さんらしく風天。父親が長野で地方新聞の記者だったとのこと,

  信州のはなしする小父の指ふとく  風天

  旅のひと信州の餅食いて友想う  風天

などの信州句もあり,俄然渥美さんと近しくなり嬉しくなりました。また渥美清は晩年,放哉や山頭火の役をやりたがっていたとのこと,もしかすると井月の名も知っていたかもしれません。(昭和14年,山頭火は,井月墓参をしている)特に次の二句,

  渡り鳥なにを話しどこへ行く  風天

  どんぐりのポトリと落ちて帰るかな  風天

 映画の役とはいえ,風来坊の寅さんの姿は,漂泊者井月に通じるところがあり,

  雁の声旅から旅の首途かな  井月

  落栗の座を定めるや窪溜り  井月

などを拾うと,あたかも二人が呼応しているかのようです。(つづく)

 

| | コメント (0)

井月研究会東京 懇親会開催

平成20年9月4日 東京は葛飾区青戸にて,長野県伊那市から井月研究会矢島太郎(井聲)会長をお招きし,懇親会を開催しました。

8月初旬,来年1月11日12日の両日に葛飾で『井月書展』(仮称)を開催したい旨,提案しての本日の会合となりました。会場は,京成青砥駅徒歩1分の「ギャラリーVIZAN」(かとうデンタル待合室)http://kato-dental.net/  平成19年7月から連休を利用して展覧会(絵画展)を開催しており,井月展は東京初の公開になります。流麗な井月(せいげつ)遺墨をご紹介します。

また,東京より先の今年11月20日~28日には,長野市『かんてんぱぱショップパティオ大門店』にて,『井上井月展』が開催されます。これまで伊那地方で開催されていた『井月展』が,いよいよ長野市へ一歩踏みだします。井月(1822~1887)は,越後長岡の武士の出身で,後俳人として放浪したわけですが,1852年長野の善光寺大勧進吉村隼人の母の追悼集に

 乾く間もなく秋くれぬ露の袖 井月

が確認されたのが,最も早い井月の足跡です。漂泊した伊那から善光寺へ,やがて若い頃遊学した江戸へと,井月の遺墨が歴史を逆上ります。

| | コメント (0)